ネコの鳴き声を人間の言葉に翻訳するアプリが発表された。AIを使った「MeowTalk」はネコの鳴き声を「つまらない」「お腹が減った」「1人にして欲しい」などの単純なフレーズに変換するものとなっている。
ハビエル・サンチェス氏は、1998年の映画『ドクター・ドリトル』を彷彿させるアプリを開発している。ネコの出す音を分析しプリセットされた13の発声法とリンクさせ人間の言葉に翻訳する。アレクサタイプの機能を搭載しており、猫の声を拾って飼い主の携帯電話に送信することも可能だ。
サンチェス氏は、アプリでネコの痛みや不調を素早く察知し、獣医のもとに行くこともできるようになると自信を見せる。
「猫にはそれぞれ、飼い主とのコミュニケーションで使う独特のボキャブラリーがあります。同じ文脈では一貫したやり方で話します」「猫の鳴き声を機械が学習することで、それを人間が読める言葉に翻訳することができるのです」