リッキー・マーティン 性的虐待を告発した甥に対し損害賠償の訴え

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リッキー・マーティン
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 歌手のリッキー・マーティン(50)が、性的虐待を告発した甥のデニス・ヤディエル・サンチェスさん(21)に対し損害賠償2000万ドル(約29億円)を求めた訴訟を起こしているという。7日、ニューヨーク・ポスト紙が入手した文書によると、リッキーはデニスさんが自分の評判を「殺そう」としていると主張しており、これを最初に報じたTMZはリッキーがプエルトリコのサン・フアンで同訴訟を起こしたとしている。

 リッキーは、デニスさんがリッキーに対する接近禁止命令を取り下げてから1カ月後、甥がインスタグラムを通じて、金を払わないと「評判と品位を傷つける」と脅迫するメッセージを送り始めたと主張し、甥を「不適応者」と表現。自身がリッキーの甥であることを自慢していたほか、4ヶ月の間に1日10回にも渡るメッセージを送ってきたとしている。また4児の父であるリッキーは、デニスさんが自分の携帯電話番号をウェブ上で公開したり、自分の子どものインスタグラムのアカウントを作成したことにより震撼したほか、自分にとって有益なビジネスチャンスを逃したとして損害賠償を求めている。

 同性婚した夫ジュワン・ヨセフとの間に、ヴァレンティノとマッテオ(ともに14歳)、ルチアとレン(ともに3歳)を持つリッキーは、デニスによるこの振る舞いによってプエルトリコは自身や家族にとって「安全でない」と感じているという。

 リッキーは7月に投稿した動画で、その訴えが完全に間違いであり偽造されたものと主張していたにも関わらず、直ちにコメントを出さなかった理由についてこう説明していた。「2週間、僕は弁明を許されなかったんだ。法律で定められた手続きに則って、裁判官の前に出るまで話してはいけないことになっていたから」「これらの主張が虚偽であることが証明されたことに感謝する。僕にとっても、家族にとっても、友人にとっても、とても辛く、破壊的な出来事だった。このようなことが起こる事を僕は誰にも望まない」

 リッキーの異母姉ヴァネッサ・マーティンの息子であるデニスさんは以前、叔父であるリッキーと7カ月間交際していたが、2カ月前の破局後にリッキーが自宅付近でストーカー行為をしていたと主張していた。

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