歌手のザ・ウィークエンド(32)が、ブーイングをする7万人のファンに声が出なくなったと告げた後、コンサートを突然打ち切った。3日の夜、米カリフォルニア州イングルウッドのソーファイ・スタジアムで、完売となったコンサート2日目に、もう続けることができないと話した。
会場を埋め尽くしたファンからの大きなブーイングにさらされたザ・ウィークエンドは、「自分がしたいコンサートをすることができないんだ。みんなにきちんと埋め合わせをするよ。本当にすぐ公演をやるつもりだ。でもツイートやインスタグラムじゃなくて、個人的に謝りたかったんだ」「僕があげたいものをあげられないということを、みんなに知ってもらいたかったんだ。ごめん。謝るよ」「これがどれだけ僕を苦しめているかわかるだろう?みんなのことが大好きだ。本当にありがとう」
その夜遅くに、ザ・ウィークエンドは、インスタグラムのストーリーで再びこう謝罪している。「1曲目の途中で声が出なくなってしまい、とても無念な気持ちになった。ここにいるファンのみんなに心から謝りたい。新しい日程で埋め合わせすると約束するよ」
ツアーはコロナ禍のため2度延期された後、より多くのスタジアムで公演するために再度延期されるなど、既に問題に直面していた。結局7月に開始れたが、ツアー初日のトロント公演は、ワイヤレス・ネットワーク障害のため延期となった。ザ・ウィークエンドは今後、メキシコ、南アジア、オーストラリア、ヨーロッパなど海外公演を行う予定となっている。