平手打ち事件のクリス・ロック 来年のアカデミー賞の司会断っていた「殺人現場に戻るようなもの」

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クリス・ロック
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 コメディアンのクリス・ロックがオプラ・ウィンフリーとの独占告白インタビューを断っていたという。今年のアカデミー賞で、ウィル・スミスの妻、ジェイダ・ピンケット・スミスのスキンヘッドをジョークのネタにし、ウィルから平手打ちをくらったクリス、8月28日に催されたアリゾナ州フェニックス、フィナンシャル・シアターでのスタンダップコメディショーで、「(同事件に関する)心の内を泣いて語りたくはない」と観客に語っていたそうだ。

 観客の1人だったジャニュアリー・ハリソンさんは『エンターテイメント・トゥナイト』にこう明かす。「あのショーの晩クリスは、オプラの番組で座ってインタビューを受けるのを断り、スーパーボウルでウィル自身との共演さえも断ったと言っていました」「クリスは『あの事について心の内を泣いて語るような俺をインタビューで見ることはない。俺は被害者づらはしない』と話していました」「みんなクリスがあの件について触れるかどうか注目していたと思います」

 他にも観客の中の複数人が、クリスが来年のアカデミー賞の司会を打診されたが断ったと発言したことを明かしている。また、ある関係者によると、クリスは「アカデミー賞に戻るのは殺人現場に戻るようなものだ。(O.J.シンプソン事件の被害者で、シンプソンの元妻である)ニコール・ブラウン・シンプソンが(殺される前に)置き忘れた眼鏡のあるレストランに戻るような」とジョークを言っていたそうだ。

 更に、観客の中の一人が同事件について話して欲しいと懇願すると、クリスはウィルが主演しアカデミー賞主演男優賞を受賞した2001年の映画『ALI アリ』のモハメド・アリにひっかけて「彼は俺よりも大きい。ネバダ州は俺とウィルの試合を認めないだろう」と語ったという。

 今年3月のアカデミー賞でクリスを平手打ちした直後、ウィルは 『ドリームプラン』での好演でアカデミー主演男優賞を受賞していたが、先月ソーシャルメディアで謝罪を表明していた。

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