マドンナ(64)が、1980年代から10年毎にビルボード200のトップ10に入るアルバムを送り続ける初の女性アーティストに輝いた。先日発売されたリミックスコンピレーションアルバム『ファイナリー・イナフ・ラヴ』がチャート入りしたことで記録を達成。1984年10月に発売されたデビューアルバム『バーニング・アップ』の初のトップ10入りから常に売れ続ける「クイーン・オブ・ポップ」の異名に相応しい偉業となった。
ちなみに1980年代には他にも『ライク・ア・ヴァージン』、『トゥルー・ブルー』、『フーズ・ザット・ガール』サウンドトラック、『ライク・ア・プレイヤー』が、1990年代には『ウルトラ・マドンナ〜グレイテスト・ヒッツ』、『サムシング・トゥ・リメンバー』など7作、2000年代には『コンフェッションズ・オン・ア・ダンス・フロア』など6作、2010年代には『スティッキー スウィート・ツアー』、『MDNA』、『レベル・ハート』、『マダムX』など4作がトップ10入りしている。
他にも1980年代から10年ごとに同チャートのトップ10を飾っているアーティストには、AC/DC、デフ・レパード、ポール・マッカートニー、メタリカ、オジー・オズボーン、ロバート・プラント、故プリンス、ブルース・スプリングスティーン、ジェームズ・テイラーらがいる。
先日はニッキー・ミナージュ(39)の新曲『スーパー・フリーキー・ガール』が同チャートでトップに輝いた。フィーチャリングアーティストなしの女性ソロアーティストによるヒップホップ曲が、初登場で1位を獲得したのは1998年のローリン・ヒルによる『ドゥー・ワップ(ザット・シング)』以来で、約24年ぶりの快挙となった。