人間が犬と話せる技術が開発中だという。Zoolingua社が、犬の動きや声を英語に翻訳するモバイルアプリを手掛けるなど、人間が犬たちと自由にコミュニケーションできる人工知能(AI)の開発が進んでいる。
ある韓国の企業は、吠える声を分析し、犬の気持ちを計測するAI搭載の首輪を開発。またハンガリーのエトヴェシュ・ロラーンド大学の研究によると、犬にはものと言語を関連付ける能力があり、人間の赤ちゃんと同じ速度で100の言葉を学習できるそうだ。
さらに「人間以外」の言語のAI研究を進めるカリフォルニアの会社アース・スピーシーズ・プロジェクトの設立者アザ・ラスキン氏はこう話す。「私たちは種にとらわれてはいません。私たちが開発しているツールは生物学全般に渡り有効なものです。ミミズからクジラまでです」