女優で映画監督のオリヴィア・ワイルドが俳優でコメディアンのジェイソン・サダイキスとの2人の子供を巡る親権争いで勝訴した。ニューヨークでの生活を求めるジェイソンとカリフォルニア州で子どもの養育をしたいと求めるオリヴィアは、8歳と5歳の子の親権を巡り裁判争いを繰り広げていた。
この争いにおいては今年の4月、ラスベガスで開催されていたコンベンション(コミコン)の場で、オリヴィアが新作映画についてスピーチをしているところ親権争いに関する法廷争いの書類を届けたジェイソン側が非難されていた。
オリヴィアは、2011年から2020年にかけて交際していたジェイソンがそのような公共の場で届けるという形をとったことで、「屈辱」と「脅迫」する意図があったと訴えており、「直接私こともできたにも関わらず、あのようなこれ以上ないほど攻撃的なかたちを選択しました」「仕事の場において私に屈辱を与え、私たちの争いをこのようなかたちで公共にさらすことは、私たちの子供に求めることと全く真逆です。ジェイソンが子供たちのために法廷外で話し合うことは不可能だという意思を明らかにしたので、私はロサンゼルスで親権を求める申請をしたのです」と記載している。
コミコンでの一件を受け、当時ジェイソンの関係者はそこまで劇的なことをするつもりはなかったと明かしていた。