日常の風景をリアルに再現したミニチュアが、SNSで注目を集める人気クリエイター・Mozu(モズ)こと水越清貴氏(24)の展覧会「Mozu アートワーク―ちいさなひみつのせかい―」が11日、横浜高島屋ギャラリーで開幕した。
ツイッター29万人、インスタ28万人のフォロワー数を誇るMozu氏初の展覧会で、横浜は全国6カ所目の開催。SNSでバズりまくったミニチュア「こびとの秘密基地」やトリックラクガキ、コマ撮りアニメなど70点が展示されている。
この日の内覧会で、Mozu氏は「ミニチュアの本当の魅力は、写真では伝わらない。実際のサイズ感や緻密さは肉眼で見てこそ。実際の目で、ゾクゾク感を味わってほしい」と呼びかけた。
高校1年生だった16歳の時に作り、世に出るきっかけとなったミニチュア「自分の部屋」も展示。一部エリアを除き撮影OKとなっている。TBS・MBS系列の「情熱大陸」密着時に製作された「こびとの牛丼屋」が、横浜高島屋1階に飾られている。
全国の会場でお忍び来場し、来場客の反応をうかがうMozu氏は「全国を巡回する大規模な展覧会で、どこか他人事というか…いまだに信じられない。自分の作ったもので、楽しんだり驚いてくださるのがうれしい」と笑顔を見せていた。