ゲームが健康に及ぼす影響は、1日10時間以上することで初めて出ることが判明した。英オックスフォード大学が、ソニーや任天堂などのゲーム会社と共に、約4万人のゲーマーを対象に研究を実施したもの。幸福や悲しみ、怒りなどについて尋ね、健康状態を計測した。
その結果、1日数時間のゲームは健康にほぼ影響がないことがわかったそうで、アンドリュー・プシビルスキ教授はこう話す。
「常識的に見れば、ビデオゲームをする自由な時間が多くある人は、より幸せな人だろうと言えるでしょう。しかしゲームがいい、悪いと考える私たちに反して、非常に決定的な証拠を私たちは見つけました。ゲームをどれだけするかということが、健康にあまり変化をもたらさないということです」
この研究結果に、人気ゲーム「グランド・セフト・オート」シリーズの制作者のマイク・デイリー氏は、「人生の全ての事がそうであるように、バランスが大事です」と反応している。