“お騒がせ”世界的ミュージシャン 元婚約者の女優を告発 FBIからの手紙を捏造したと主張

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マリリン・マンソン
マリリン・マンソン

 ミュージシャンのマリリン・マンソン(53)が、元婚約者の女優エヴァン・レイチェル・ウッドに起こしている訴訟の中で、エヴァンがFBIからの手紙を捏造したと指摘している。交際中に虐待を受けていたと明かした元婚約者に対して、名誉毀損で訴訟中。今回、エヴァンと彼女の現恋人イルマ・ゴアが結託して自身の元恋人たちに連絡を取り、過去に自らに虐待されたものの「記憶を抑え込んでいる」と説得していたと主張している。

 RadarOnline.comによると、マンソンの訴状には、エヴァンとイルマがFBIのものと偽った手紙を制作。その手紙にはエヴァンがある調査における重要な証人であるとの内容が記され、連邦捜査官のサインも入っており、2人はそれをメディアや他のマンソンの被害者とされる女性らに送ったとされている。

 この偽造疑惑の手紙にはこう書かれている。

 「当事者各位 エヴァン・レイチェル・ウッドは国際的で著名な人が関与したカリフォルニア、ロサンゼルスでの犯罪捜査と関係した重要な証人です。ウッド、彼女の家族、その他の被害者そして彼らの家族の安全が最大の懸念となっております」

 マンソンの弁護士ハワード・キング氏が裁判所に提出した書類には、エヴァンが1年9か月の結婚生活後、2014年に俳優ジェイミー・ベルと離婚したことを指摘。エヴァンはこの手紙を通して、ジェイミーとの間にできた現在8歳になる息子がジェイミーの住むロサンゼルスに行くのは危険と訴え、自分が住むナッシュビルから離れさせないようにし向けていたとしている。

 今回の裁判書類の中で、ジェイミーは自身がエヴァンから2020年に手紙を貰った事を確認。調査に関する法執行機関からのものだと思っていたとして、こう話している。

 「メッセージアプリのSignalを通してその手紙が送られてきました。その手紙にはいかなる部署のレターヘッドもなく、『連邦暴力犯罪部署』に所属するミシェル・ランガーという女性からとおぼしきものでした。検索しましたがそのような部署も女性もいません。2日間私はその手紙に記入されたミシェル・ランガーの番号に電話しました。その相手から別の番号を教えてもらったので、そこに電話をかけ直し、私はボイスメールを残しました。それから何も返って来ていません。正直この状況を私は把握していません。エヴァンが死の脅迫を受けているのが本当なのか。ジャックが彼女のもとで安全ではないのか。もしくはそれらは真実ではなく、彼女が捏造した理由で、僕らの息子を、ただ僕から離しておきたいだけなのかです」

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