「ONE PIECE FILM RED」ウタが武道館ライブ 4000人沸かし「みんなのおかげ」

山本 鋼平 山本 鋼平
日本武道館で歌声を披露したウタ (C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
日本武道館で歌声を披露したウタ (C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

 原作者の尾田栄一郎氏が総合プロデューサーを務める新作映画「ONE PIECE FILM RED」(8月6日公開、谷口悟朗監督)のワールドプレミアが22日、東京・日本武道館で行われ、劇場版オリジナルキャラクターでヒロインを務めるウタ(声・名塚佳織、歌唱:Ado)がライブを披露した。

 「少年ジャンプ」での連載開始から25周年の節目を迎えた記念日。4000人のファンが駆けつけた日本武道館にウタが降臨した。ステージで主題歌「新時代」を熱唱。劇中歌「逆光」「私は最強」と続けた。曲間には「みんな一緒に手拍子して」「日本武道館のステージに立てたのはみんなのおかげ。今度は私が応援する番」などのMCを発し、ファンからバルーンを打ち鳴らすなどで呼応された。

 同イベントには主人公ルフィ役の田中真弓はじめ麦わらの一味、ウタ役の名塚佳織、ウタの父であるシャンクス役の池田秀一、ゴードン役の津田健次郎、クラゲ海賊団を担当した俳優の山田裕貴、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品とせいや、谷口悟朗監督が登壇。トークイベントの後は同映画の世界最速上映が実施された。

 名塚は「ウタを応援してくれて自分のことのようにうれしかった」とステージを振り返り、鑑賞に臨むファンに向けて「彼女の人生をAdoさんと一緒に歩むことができました。皆さんに愛してもらえたらうれしいです」と呼び掛けた。

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