「魔神英雄伝ワタル」田中真弓 67歳誕生日サプライズ祝福に涙 土下座で謝罪する場面も

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
涙をぬぐう田中真弓
涙をぬぐう田中真弓

 声優の田中真弓(67)が16日、都内で上映中の人気アニメシリーズ最新作「魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸-再会-」の舞台あいさつに出席。前日の誕生日をサプライズケーキで祝福され、感激の涙を流した。

 イベント終盤に登場したケーキをきょとんとした表情で見つめた田中。登壇者からバースデーソングを祝福され、自ら「ハッピーバースデートゥーミー」と返した。客席からの拍手に包まれ「時間がないって聞いていたので、『何してるの?』って思いました。67歳になりました。あと3年で古希でございます。ワタルファンにお祝していただいてうれしいです。ありがとうございます!」と喜んだ。当初は笑顔で振る舞ったが、こらえきれず涙があふれ出た。それでも最後は「魔神英雄伝ワタルはハッキシ言っておもしろカッコイイぜ!」の決めぜりふで締めくくった。

 イベントでは、自身が演じる戦部ワタルの友人の虎王、その真の姿である翔龍子の二役を演じる伊倉一恵(62)とキャラクターデュエットソング「Prism」を初めて生歌唱。左手を大きく広げながら伸びのある歌声を届ける堂々としたパフォーマンスを見せた。一方で、ステージ前のスタッフが掲げる歌詞が書き込まれたカンペを度々のぞき込む一面も。歌唱後は「すいませんでした本当に」と土下座して歌詞を覚えていないことを謝罪し、会場を沸かせた。同曲の作詞作曲を手がけた草野華余子はLiSAの大ヒット曲「紅蓮華」を作曲したことでも知られており「草野華余子さんがいらしてないのが、本当に良かったなって。2回目はちゃんと歌えるように、本当にコソコソ覚えます」と話していた。

 舞台あいさつには剣部シバラク役の西村知道(75)、神志那弘志監督(58)も出席した。

 「魔神英雄伝ワタル」はサンライズが制作した冒険ファンタジー作品。1988年に放送開始され、1990年の「魔神英雄伝ワタル2」、97年の「超魔神英雄伝ワタル」と続編が放送された。「超魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸」は2020年4月から全9話がユーチューブで配信され、上映作品は新規カットを加えた特別編集版となっている。

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