かっぱえびせんのパッケージを絵本作家・ヨシタケシンスケ氏らがデザイン

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
人気クリエイターが手がけたかっぱえびせんのパッケージ
人気クリエイターが手がけたかっぱえびせんのパッケージ

 菓子メーカーのカルビーは、7月中旬から同社のロングセラー商品「かっぱえびせん」のパッケージを絵本作家・イラストレーターのヨシタケシンスケ氏らがデザインしたものに切り替えた。8月末ごろまでの期間限定で、なくなり次第通常のパッケージに戻す。

 おなじみのキャッチフレーズ「や(8)められない、と(10)まらない」にちなみ、8月10日を「かっぱえびせんの日」と制定。記念日に向け、人気クリエイター4組がデザインした。

 パッケージを手がけたのはヨシタケシンスケ氏、亀山達矢氏と中川敦子氏によるユニット・tuperatupera(ツペラツペラ)、fancomi氏、一乗ひかる氏。2023年8月に全国発売するかっぱえびせんのデザインを募集し、ヨシタケ氏らが審査する「〝あなただけのMYえびせん〟」や、イラストがプリントされた限定デザインエコバッグが4000人に当たるキャンペーンも実施される。

 かっぱえびせんはカルビー創業者の故・松尾孝氏が、瀬戸内海で獲れた小えびが海で干されているのを偶然見て「幼少期に母親が作ってくれた小えびのかき揚げのおいしさをお菓子にできないか」と着想。まだ栄養が不足がちだった日本人の健康を願うスナック菓子として、1964年(昭和39)に誕生。今年で発売58年目になる。

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