歌手のジャスティン・ビーバーが「ジャスティス・ワールド・ツアー」の再開を発表した。顔面神経の麻痺といった症状が出るラムゼイハント症候群で同ツアーを中止していたジャスティンだが、今月31日のイタリア、ルッカでのルッカ・サマー・フェスティバルでステージに復帰、その後同ツアーで来年の3月25日のポーランド、クラクフ公演までヨーロッパを回る予定だ。またアメリカ公演の再日程については近日発表するという。
先月コロナと無関係の病気により「ジャスティス」ワールドツアーの公演休止を発表していたジャスティン、その数日後にその詳細をインスタグラムにこう説明していた。「やあ皆、ジャスティンだけど、事態を報告したいと思ってね。僕の顔を見れば明らかさ。ラムゼイハント症候群っていうもので、耳や顔面の神経をウィルスが攻撃して、僕の顔が麻痺してしまっているんだ」「こんなことを言っている自分が信じられない気持ちさ。良くなるためにあらゆる事をしたけど、症状は悪くなるばかりだ。(医者の命令で)いくつかのショーを延期しなければいけないことがとても辛い。皆のことを本当に愛している。休みを取って良くなるから」
また、顔の右側を指しながら瞬きや笑みを作ることができないとして、「顔のこっち側が完全にマヒしているんだ。次回のショーの中止に苛立っている人々へ、僕は身体的にやることができないんだ。見てわかるようにかなり深刻なものさ」「そうでないことを祈るけど、自分の身体がスピードを落とすように僕に告げている。皆がわかってくれることを願うよ」「この機会に休養しリラックスする、そして100%の状態で復帰し、自分がやるべきことをやる」と続けていた。
そんなジャスティンを妻ヘイリー・ビーバーは献身的にサポートしていたようで、最近ある関係者がピープル誌にこう話していた。「2人は素晴らしいチームです、一緒に乗り越えることでしょう。ジャスティンも回復し、仕事に戻る事を楽しみにしています」