ヴィクトリア・ベッカム 娘の母と主張するストーカーに恐怖

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デビッド・ベッカムと妻・ヴィクトリア
デビッド・ベッカムと妻・ヴィクトリア

 ヴィクトリア・ベッカム(48)が自分たちの家族を狙ったストーカーにより、外出に恐怖を覚えるようになったという。そのストーカー女性シャロン・ベル(58)は昨年、娘のハーパーちゃん(11)を学校に迎えに行くなど異常な行動を起こしていた。

 他にもベルは2021年の5か月間で、デビッド・ベッカム(47)に恐喝の手紙を送ったり、ベッカム家の自宅に出没するなどしており、更に、自分の卵子をデビッドのものと融合させハーパーちゃんが誕生したと主張、ハーパーちゃんの学校に行き、「私はハーパーの母親です。迎えに来ました」と話したほか、「キスやハグ、誕生日プレゼントをあげたい」などとつぶやいていたという。

 同件の裁判中にアリズナ・アサンテ検事はヴィクトリアについてこう話していた。「彼女は今、外に出ることを怖がっています。このことにより困難な状態になってしまったのです。ハーパーが遠足に出る時は特に心配しています」

 11日、ウエストミンスター治安判事裁判所で読み上げられた声明の中でヴィクトリアはこう話している。「私は大騒ぎしないよう努めました。そうやってハーパーに影響が出てしまうことをとても心配していたからです」

 昨年9月にベルはベッカム家のロンドンの自宅に現れ、セキュリティから警察を呼ぶと警告を受けていた。

 その翌月にはデビッドに、「本当に愛している。私達が子供の時からずっと」といった内容の手紙を送り、その中でヴィクトリアにお金を借していると主張、またデビッドは自分が武装していないことを知れば迎え入れ紅茶をもてなしてくれるとしたほか、デビッドが脳の手術を受ける予定だとして、自分の脳細胞をあげるなどと綴ってもいた。

 ロンドン近郊ハートフォードシャー州ワットフォードに住むベルは今回の裁判にビデオリンクで登場、ストーキングの罪で起訴されたものの、精神病により刑事裁判には問われないこととなった。

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