歌手で女優のジェニファー・ロペス(52)は、18歳で家を出るまで母親から「ボコボコにされていた」と告白した。ジェニファーはネットフリックスによるドキュメンタリー作「ジェニファー・ロペス:ハーフタイム」の中で、母親グアダループ・ロドリゲス(76)さんが、ジェニファーやその姉妹レスリーさんとリンダさんに体罰を与えていたというショッキングな発言をしている。
ジェニファーは「彼女は、生き抜くために、しなければならないことをしただけ。それで彼女は強くなったけど、タフにもなった。彼女にはボコボコにされたわ。私のママは、『私の家に住む限り、教育を受けないとだめ』ってね。ある晩、酷い喧嘩をした後、私はただ家を出たの」と振り返った。
当時学校で働いていたグアダループさんは、ジェニファーとは頻繁に衝突し、「完璧とは程遠い母親」であったことを認めたものの「娘達のためだと思って」した行動だったと話している。
その後デビューを果たしたジェニファーだが、当時は超スリムな体型が理想とされており、自身の大きなお尻が茶化されたことから、ショービジネスからの引退も何度か考えたとも明かしている。
さらに2020年初頭のスーパーボウルのハーフタイムショーでの様子を追った同作では、ジェニファーがシャキーラとの共演を余儀なくされたことに憤慨したり、当時問題となっていたドナルド・トランプ前大統領による国境対策についての批判を込めた、子供が入った檻が多数登場するという演出を、前日になって変更を言い渡されたことから「中身のあるものを提供しようとしているのよ。私達がただ出て行ってお尻を振るだけじゃないわ」とプロデューサー達と口論する姿も収められている。