参院選が10日、投開票され、東京選挙区(改選6)に自民党公認で立候補した元アイドルグループ・おニャン子クラブのメンバーでタレントの生稲晃子氏(54)の当選が確実になった。
生稲氏はトレードマークのピンクではなく、白いポロシャツに黒のパンツ姿。喪章をつけて登場。バンザイ三唱はなく、拍手で迎えられた。「私を応援、支えてくれた安倍総理がいらっしゃらないのが信じられない。当選することが安倍先生への恩返しだと思っていたので、本当に良かった。安倍先生がどこかで私を見て、ほっとしてくださっていると思う」と、涙ながらに8日に銃撃され死亡した安倍晋三元首相に当選を報告した。
自身の2度の乳がん闘病経験や、飲食店を経営していることを踏まえ「病気を抱えながら働く人を支援するトライアングル型支援やを進めていきたい。飲食店を経営している仲間はつらい。皆さまの声や思いを国政に届けていきたい」と、決意を新たにしていた。