「遊☆戯☆王」作者・高橋和希さん死去 沖縄の海上で遺体見つかる

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写真はイメージ(9dreamstudio/stock.adobe.com)
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 カードバトルを題材に「少年ジャンプ」に連載され、世界的人気を誇る漫画「遊☆戯☆王」の作者・高橋和希さんが亡くなったことが7日、分かった。60歳。

 沖縄・名護市の第十一管区海上保安本部名護海上保安署海上保安署によると、6日午前10時29分、マリンレジャー業者から漂流者を発見したと118番通報が入った。地元の消防署が沖合300メートルほどの場所で漂流者を引き揚げたが、午前11時27分に死亡が確認された。

 遺体には身元を確認できるようなものはなく、レジャー関係者らに捜査をしたところ、恩納村にレンタカーが放置されていたことが分かった。車を借りていたのが高橋さんだったことから、家族に連絡を取り、遺体が高橋さんであると確認したという。

 発見された時、高橋さんは水中マスクやフィンなどを着用していた。遺体には海洋生物(サメなど)にかまれた跡もあった。

 高橋さんが連載した「遊☆戯☆王」は1996年から2004年まで「週刊少年ジャンプ」に連載された。作品そのものだけでなく、劇中に登場するカードゲーム「マジック&ウィザーズ」も人気となり、「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム(OCG)デュエルモンスターズ」として実際に発売された。「遊☆戯☆王OCG」は作品とともに世界的人気となり、レアカードが高額でトレードされるなどしている。また、アニメシリーズも人気で、現在もテレビ東京系で「遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!」が放送されている。

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