ロックの世界的レジェンド コンサート中、脱水症状で失神 緊急搬送され回復へ

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カルロス・サンタナ
カルロス・サンタナ

 メキシコ出身のギタリスト、カルロス・サンタナ(74)がコンサート中に失神する事態が発生した。「ミラキュラス・スーパーナチュラル」ツアーで、5日に米ミシガン州クラークストンにあるパイン・ノブ・ミュージック・シアターでパフォーマンスをしていた最中、熱疲労と脱水症状が原因で倒れてしまった。

 広報がピープル誌に明かす。「ミシガン州デトロイトから北西40マイルほどのクラークストンにある屋外円形劇場パイン・ノブ・ミュージック・シアター(元DTEエナジー・ミュージック・シアター)でのショーでギターの名手が倒れました」「カルロスは診断のためマクラーレン・クラークストンの救急科に搬送され状態は良好です」

 マネージャーは6日に開催予定だったペンシルべニア州バーゲッツタウンでの公演の延期を発表した。現在SNSに挙がっている失神の状況を捉えた写真や動画では、医療スタッフに囲まれ、観客に手を振り運ばれていくサンタナの姿が見て取れる。

 昨年12月にサンタナは「予定外の心臓手術」を受けたことを理由に、ラスベガス公演のキャンセルを発表していた。「僕の体についてちゃんと説明しておこうと思う」「色々な噂が飛び交っているから、僕からはっきりさせておくよ」「先週の土曜日、胸に異常があったから、妻のシンディに病院へ連れて行ってもらうように頼んだ」「その結果、治療が必要であることが判明した」「だからしばらく休養を取り、健康を取り戻すことにした。そうすれば、みんなにいつも通りの演奏で150%を出すことができるから。それができないのなら、姿を見せても意味がない」

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