歌手ビリー・アイリッシュ（20）は、暑さのために失神したとみられるファンをチェックするためにコンサートを中断した。11日夜、ロンドンのO2アリーナで開催されたコンサート中、何かがおかしいことに気づいたビリーは、観客に一息ついてもらい、皆の安全を確認してから、再開したという。
ビリーは「みなさん大丈夫？」と尋ね、「失神して運ばれた人たちがいるの。暑いわよね」と続けた。ショーは数分間一時中断された後、再開された。そして、ビリーはお互いに気をつけて、具合が悪くなったら誰かに伝えるよう「一歩下がって、スペースを空けようよ」「少しふらふらしてたら、誰かに伝えて…気持ちを抑えようとしないで」と呼び掛け、会場の警備員とスタッフに「感謝します」 と伝えた。
ビリーはこれまでに、観客の安全を確認するためいくつかのコンサートを一時中断している。２月のニューヨークのマディソンスクエアガーデンでは、必要であれば観客に「座って」落ち着くために少し時間をとるように促していた。
TMZが公開した映像の中で、ビリーは「座りたかったら、座っていいのよ。どうぞ座って、一息ついて」「一歩下がって、皆に少しスペースをあげて」 と話していた。
