マイケル・ジャクソン“高難度ダンス”の生みの親が死去、58歳 伝説的映画『ブレイクダンス』にも出演

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写真はイメージ(9dreamstudio/stock.adobe.com)
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 故マイケル・ジャクソンさんを代表するダンスなどを手掛けた振付師、ブルーノ・ファルコンさんが死去した。58歳だった。「ポップンタコ」というニックネームでも知られた。3日にカリフォルニア州内の自宅で息を引き取ったことを遺族がTMZに明かした。心不全だったとみられている。

 ファルコンはマイケルの『スムース・クリミナル』のミュージックビデオにも登場、そこでは自らが作り出した体を前傾するようなダンスを披露していた。最も難しいダンスの一つと言われるその動きは、マイケルとそのダンサーたちのアスリート並みの体幹の強さ、特別仕様の靴によって実現可能となったと言われている。

 1964年6月10日にロサンゼルスで生まれたファルコンは、そのポップやロック、ブレイクダンスを混ぜ合わせたスタイルで80年代に人気ダンサーとして台頭。アイス-Tら主演の1984年公開映画『ブレイクダンス』への出演で一躍人気振付師となった。90年代にはマイケルの「ヒストリー・ツアー」でも大半の振り付けを担当、ライオネル・リッチー、チャカ・カーンらの作品への出演でも知られた。

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