【漫画】車の運転中に感じる「あるあるネタ」に5万いいね!共感を呼び起こす毎日更新漫画

橋本 未来 橋本 未来

 とある1ページ漫画が大きな共感を呼んだ。車の運転をしている時、直進と右左折ができる交差点で、車がそれぞれの道に分かれていく時の心境をうまく切り取ったこの作品は、5万以上のいいね!が付く反響を呼び、その後も同様の「あるあるネタ漫画」が人気となっている。

 

 作者は、イラストレーターとしても活動する漫画家のさてよさん(@sateyo)。幼い頃から『セーラームーン』などの魅力にハマり、漫画家の道に。その後、SNSを中心に、ほぼ毎日のようにそうした作品を発表している。今回は、そんな“共感漫画の女王”でもある、さてよさんにメールで取材を敢行!その作品にかける思いや創作に関するお話を伺った。

辛い現実から離れて笑ってほしい

 日常に潜む「あるあるネタ」を、シニカルかつ独特の視点で描く、さてよさんの漫画。こうした作品は、どのようなテーマ性をもって描かれているのだろうか。さてよさんが言う。「読んだ人がくすっと笑ってくれる作品が私の中のテーマです。何かと辛い現実ですので、せめて漫画を読んでいる間は現実から離れ笑ってもらいたいです。笑顔が一番好きです」とのこと。

 また、作品ごとに漫画のタッチが異なるのも大きな特徴だ。その点については、「毎日更新している絵はなるべく短時間で描くことを意識しているため簡易的なタッチになっています。それ以外の漫画は絵柄を模索しながら描いています。好きな絵のタッチと、実際に私が描く絵のタッチが異なっているので、自分で納得のいく絵に近づけるよう試行錯誤しています」と話す。

 

 そうした「あるあるネタ」以外にも、神様や死後の世界を描いたもの、ややダーティーな作品までその作品性は幅広い。特に、シュールな作品は、お笑い好きの男性でも思わず笑ってしまう意外なオチが魅力となっている。そして、これらかの活動については、「よりたくさんの人に漫画を読んでもらい笑顔になってもらいたいです。基本的には“笑い”を含んだ漫画を描いていきたいですが、『セーラームーン』のような強いキャラクターが登場する漫画も描いてみたいです」という。次はどんな作品で、現実の喧騒を忘れさせてくれるのか。待ち遠しい!

■■さてよさん情報
 
▼Twitter /
https://twitter.com/sateyo?s=20&t=-rOKHs5e4MaPmvkTZcMdpw
 
▼作品販売ページ /
https://coconala.com/users/2597829

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