猫を大事にする鉄道会社がキャラ7匹の名前募集!モデルは社員が飼う保護猫

杉田 康人 杉田 康人
養老鉄道養老駅のキャラクター
養老鉄道養老駅のキャラクター

 三重県の桑名駅と岐阜県の揖斐駅を結ぶ養老鉄道が、主な7駅に設定した猫キャラクターの名前と、チーム名を募集した。同社は「ねこカフェ列車」を走らせ保護猫活動に取り組むなど、猫を大事にする鉄道会社としても有名。7匹の猫は、ローカル私鉄の招き猫になるか?

 名前を付けてニャ~!猫キャラは沿線7市町の主要駅の駅名にちなんだ「多度」「駒野」「養老」「大垣」「広神戸(ひろごうど)」「池野」「揖斐」の名字がつけられ、その後に続く名前(多度●●●)を募る。名前は8月上旬に選定され、キャラクターグッズを発売する予定だ。

 7匹の猫は2021年、コロナ禍の感染予防対策を呼びかける養老鉄道のポスターに登場。同社によると「利用客からかわいいと反響があった」と好評だったため、名前をつけた公式キャラとして活用したいという。

 養老鉄道は2017年、殺処分予定の子猫を保護する猫カフェと提携し、列車の中で乗客が子猫と触れ合える日本初の「ねこカフェ列車」を運行。収入の一部は、殺処分ゼロに向けた保護猫活動に充てられた。駅では動物保護支援団体による猫グッズ販売会が行われるなど、猫に並々ならぬ愛情を注ぐ。

 同社の猫好き社員が、猫の関連イベントを企画。7匹の猫のモデルも、社員が飼っている保護猫だという。名前募集には大きな反響があるといい、担当者は「養老鉄道を知っていただくきっかけになれば」と路線の知名度アップを期待した。

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