女優のナタリー・ポートマン(41)は、酷評は気にとめないという。鮮烈なデビューを果たした「レオン」のマチルダ役や、「スター・ウォーズ」前日譚三部作で演じたパドメ・アミダラ役で批評家らに酷評されたこともあるが、時が経つにつれ、映画の評価は変わるものだと指摘している。
バラエティ誌のインタビューで新作映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」での酷評をどうやって乗り越えたのかと聞かれたナタリーは次のように語った。
「『レオン』でも悪評はあったのよ」「酷くこき下ろされたわ。でもマーベル作品や『スター・ウォーズ』の映画に出たにもかかわらず、今ではそれが人々が寄って来るメインの事柄よ」「それと『スター・ウォーズ』は、2つの良い例よ。上映された時、『これは大失敗だわ』と思ったけど、20年後、実際には『レオン』から30年後、あの2つの映画は人々に愛されているわ」
一方で、ナタリーはマーベル・シネマティック・ユニバースの新作「ソー/ラブ&サンダー」でジェーン・フォスター役を再演しているが、タイカ・ワイティティ監督は、クリス・ヘムズワース演じるタイトルロールの単なる恋の相手にとどまらず、別人格を演じて欲しかったのだと語っている。「『マイティ・ソー』シリーズの1と2で彼女が 天文物理学者を演じたのを見たのでもう一回やるのは無意味だと思ったんだ。命の限りある地球人女性が、慌てふためいているといったね」
同新作では「女性版ソー」になるというナタリーは、肉体改造を求められ筋肉増強をしなければならなかった事も明かしている。「『ブラック・スワン』ではなるべく小さくなる事が求められたけど、この映画ではなるべく大きくなるようにと言われたの。本当に凄い挑戦だったわ」と話している。