人間とペットの対話が可能となる未来が近いという。新たな研究でAIの使用により、コウモリの鳴き声の翻訳に成功。この技術を使い、映画『ドクター・ドリトル』さながら、犬と猫の飼い主らが自身のペットと会話する日がやって来ることも夢ではないようだ。
イスラエルのテルアビブ大学のヨッシ・ヨヴェル博士は今回の発見を「奇跡、魔法の類(たぐい)」と形容した。コウモリが作り出すそれぞれの音は、食べ物を巡っての争いなど様々な状況に呼応したものだという。
そして今回の成果が、人間と動物のコミュニケ-ションに与える影響について、「機械学習によって、動物のコミュニケーションに関する我々の理解が革命的に上がる可能性があります」と続けた。
一方、ロボット工学者のダニエラ・ルス氏は動物が喋る内容を解読する際には、「ソーリー」と謝るべきだと指摘している。