女優ハル・ベリーの新作映画の撮影現場で、実弾と思われるものが発見され一時閉鎖となる騒ぎがあった。通報を受けた警察が、『アワ・マン・フロム・ジャージー』のロンドンの撮影現場に駆け付けたという。
ロンドン警視庁は、声明を発表している。「警察は、弾薬筒とみられるものがあると通報を受けました。それは風船用のつぶれたガスキャニスターだと判明したことから、警官により処分されました」。また、ある関係者は、28日に起こったこの騒ぎに関して「かなりの緊張が走りました。ためらわず警察に通報し、警察はすぐさま到着しました」と明かしている。
「ブルーカラーのジェームズ・ボンド」と表現される同アクションスリラー作は、当時ロンドン南東部のキャンバーウェル治安判事裁判所で撮影されていた。同作では、このほかキングスクロス駅やアルバート橋などでもロケが行われている。
ハルがマーク・ウォールバーグと共演する『アワ・マン・フロム・ジャージー』では、建設労働者(マーク)が、高校時代の恋人ロクサンヌ(ハル)に誘われてスパイの世界に入り諜報任務を負う姿が描かれる。