ホワイトハウスに秘密のレコードコレクション セックス・ピストルズも

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セックス・ピストルズ時代のジョニー・ロットン
セックス・ピストルズ時代のジョニー・ロットン

 ホワイトハウスには、セックス・ピストルズやバリー・マニロウのアルバムを含む秘密のレコード・コレクションがあるそうだ。第39代米大統領ジミー・カーター(97)の孫であるジョン・チュルデンコ氏は、カーター氏が1977年に政権を取った年から収集された1800枚以上の膨大なレコード・コレクションの存在を確認したそうで、その中には、カーター氏が大統領になった同じ年に発売されて物議を醸したセックス・ピストルズの「勝手にしやがれ!!」も含まれているという。

 デイリー・スター紙によると、ジョンは「あれがきっかけで、抜けられなくなってしまったんです」と語っていたそうだ。ジミー・カーター大統領図書館に問い合わせたところ、「ジョンさんへ。そうです。安全なオフサイト施設に保存されているレコードコレクションがございます」というメールが届いたという。ザ・ビートルズやエルトン・ジョンのレコードも保管されていた同コレクションには1977年以来、手がつけられていないそうだ。

 音楽が大好きな元大統領はカーター氏だけではないようで、2009年から2017年まで第44代大統領を務めたバラク・オバマ氏(60)は、今でもお気に入りのアーティストのプレイリストを公表している。2021年オバマ氏は、シャワーを浴びる時間に、ブルース・スプリングスティーン、ビヨンセ、ザ・ビートルズといった曲をかけていることを明かしていた。スポティファイのポッドキャスト番組「レネゲイズ:ボーン・イン・ザ・USA」でオバマ氏はスプリングスティーンにこう語っている。「私はシャワーを浴びながら歌を歌うし、出る時も歌ってますよ。歌うのは恥ずかしいことではありません。娘たちと妻は時々目を丸くしてますけどね」。ブルース・スプリングスティーンの曲としては「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」のスタジオ・バージョンと、ニューヨークのウォルター・カー劇場ので録音されたライブ・バージョン、「僕の父の家」「明日なき暴走」「マイ・ホームタウン」など9曲が選ばれている。ザ・ビートルズの「カム・トゥゲザー」に並び、エルヴィス・プレスリーの「恋にしびれて」、ジョニ・ミッチェルの「ヘルプ・ミー」、サム・クックの「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム」、パブリック・エナミーの「ハーダー・ザン・ユー・シンク」、ビヨンセの「フリーダム」やケンドリック・ラマーの「キング・クンタ」もリストアップされている。

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