DC映画『ザ・スーサイド・スクワッド』シリーズのハーレイ・クイン役で知られる女優マーゴット・ロビー(31)が、『オーシャンズ11』前日譚映画に出演するようだ。監督はジェイ・ローチが担う予定で、マーゴットがアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた2019年作『スキャンダル』以来の再タッグとなる。
ハリウッド・リポーターによると、60年代のヨーロッパが舞台と見込まれている同新作はキャリー・ソロモンが脚本を担当。ロビーは自身の製作会社ラッキー・チャップを通して夫トム・アッカ―リーと製作にも携わる。
ただ、関係者らは、同作にはまだゴーサインが出ていないと明かしており、製作側は2023年春の撮影開始を願っているという。
フランク・シナトラ、ディーン・マーティン、サミー・デイヴィス・Jrらが出演した1960年作『オーシャンと十一人の仲間』からインスピレーションを得た「オーシャン」シリーズでは、これまでに2001年の『オーシャンズ11』、2004年の『オーシャンズ12』2007年の『オーシャンズ13』の3作が製作されている。
スティーヴン・ソダーバーグ監督による第1弾では、刑務所から釈放されたジョージ・クルーニー演じる泥棒ダニー・オーシャンが、妻(ジュリア・ロバーツ)の心を取り戻すためラスベガスのカジノ3軒の強盗を企てる姿が描かれていた。同作には、このほか、マット・デイモン、アンディ・ガルシア、ブラッド・ピット、ケイシー・アフレック、ドン・チードルらがキャストに名を連ねていた。
また2018年には、リアーナ、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、サンドラ・ブロックらオール女性キャストのスピンオフ作『オーシャンズ8』が公開され、サンドラがダニーと同じく泥棒の妹デビー役を演じていた。