アイドルグループ・Juice=Juiceの元メンバー、金澤朋子(26)が、5月末をもって芸能界を引退することが17日、分かった。所属事務所が公式サイトで発表した。事務所の報告とともに、金澤自身のコメントも掲載した。
金澤は、患っていた子宮内膜症の治療を最優先するため、昨年11月24日のコンサートをもってグループを卒業。体調の様子を見ながらソロ活動を行う予定だったが、「1人になることへの不安 将来に対する迷いや悩み それらを感じながら、病気のこともある中で自分の未来を改めて考えて見つめ直し、このような結論に至りました」と意思を明かし、「楽しみに待って下さっていた皆様、申し訳ありません」とつづった。
ファンの前で歌いたいという「思いも強くあった」とし、真剣に悩んだことも告白。「約束を果たせないまま芸能界を去ることになってしまったという心苦しさがあるのも事実です」と正直に明かした。一方で「1人の女性として、深く考えて導き出した答え」と決断に迷いがないことも明言。関係者、メンバーへの感謝とともに「Juice=Juice Family(ファンの愛称)の皆様 こんなわがままな私に たくさんの勇気をくださり たくさんの思い出をくださり たくさんの愛をくださり 本当にありがとうございました!」とあふれる思いを伝えた。
金澤は2013年のJuice=Juice時からのメンバー。音程をまったく外さない安定感で、メンバーやファンからも信頼が厚かった。サブリーダーやリーダーを歴任するなど活躍した。