元NMB渡辺美優紀が告白 個人事務所設立し芸能活動継続「自分の人生に責任持つ」

福島 大輔 福島 大輔

 元NMB48でタレントの渡辺美優紀が、4月いっぱいで所属事務所を退所し、1日から個人事務所を設立して芸能活動を継続することが同日、わかった。

 渡辺は同日、よろず~ニュースの取材に対応。独立の心境を「とてもわくわくしています。より慎重に、より丁寧に、新しい挑戦に挑みながら、良い変化は恐れず日々成長、進化していこうと、楽しみな気持ちでいっぱいです」と明かした。

 さらに「周りの方々のお力を借りながらになると思いますが、支え合いながら、支えてくれる皆さまに幸せを届けられる人になりたいです。今日が来るまでたくさんの方に応援していただいて、今の私がいるので、感謝でいっぱいです」と思いを語った。

 渡辺は2010年10月にNMB48に加入し、16年8月に卒業。18年7月からは新事務所「roundcell」に所属し、芸能活動を再開していた。約3年所属した事務所を退所する決断を「自分のライフスタイルを見つめ直して、新しい自分の生き方見つけるため」と説明。「一度きりの人生を自分らしく過ごしたいという気持ちは、10代のころからあったと思います。デビューしてから10年以上経ち、世の中の動きも変わっていく中で、残りの人生を自分らしく楽しく過ごすには、自分で自分の人生に責任を持つことだと思いました」と心境を明かした。

 新設する個人事務所は現状、スタッフもおらず、完全な〝手弁当〟状態だという。今後の活動については「女性の暮らしに関する物を開発したいです。美容と健康に関することが大好きなので、たくさん発信して、皆さまと素敵な女性へ一緒に成長していきたいです」と意欲を示した。

 渡辺は現在、自身も加入している、2年間限定のアイドルグループ「Ange et Folletta(アンジュ エ フォレッタ)」をプロデュース中。同グループのメンバーは「roundcell」の所属だが、今後も活動期限である12月7日までプロデュースを続けるという。

 今後も歌手や女優といったカテゴリーではなく、「永遠のアイドル」として活動していきたいという渡辺「アイドルは『天職』なのかもしれない!って自分では思っているのですが、母には『天職?どうかな?』って言われます」と笑いつつ、「今後、ライフスタイルが変わっても、ファンの皆さまと共有して、ともに生きていきたいです。これまで芸能生活の中で、大きな決断をするときに、ファンの皆さまの存在が私の背中を押してくれて、新しい一歩を踏み出すことができています。これまで以上に応援して下さる皆さまと一丸となれるような環境作りに努めたいと思っています」と、ファンへの感謝も述べた。

 渡辺は4月21日、公式ホームページで、4月30日をもって「roundcell」を退所することを発表。結婚は否定しつつ、心配するファンに向けては「5月1日以降にお答えできますのでお待ちいただけるとです」「憶測であることないこと記事にされる恐れがありますが私も皆様も気にせず過ごしましょう」「誤解を受けるようなタイトルの記事や一方的な意見や発言で傷つけるのはやめてほしいです!」とし、退所を伝える一部報道に釘を刺していた。

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