withコロナよりwith箸袋!切手や団扇と箸袋がコラボした作品展が開催

山本 鋼平 山本 鋼平
箸袋作品展より
箸袋作品展より

 箸袋趣味の会・東日本支部は15日から、都営浅草線五反田駅の改札からA1・2出口に向かう地下通路の側壁掲示コーナーで、「with箸袋でエンジョイライフ!」をテーマに箸袋作品展を開催している。

 たかが箸袋、されど箸袋。コロナ禍で3年連続中止となった4月の全国大会の無念を晴らすように、〝with箸袋〟としてコラボレーションされた多彩な作品が展開された。

 富士山をテーマにした箸袋では切手、宝くじ、切符袋などとコラボ。新緑が鮮やかで“目には青葉…”の季節に合わせ、新緑に彩られた箸袋と昭和の有名女優を描いた団扇とコラボ。「寿司」「鮨」「鮓」などのすし屋の表記を、会員が収集した455店を元に分類した展示や、ノアの方舟に乗ったかもしれない動物の箸袋を集めた「方舟伝説」など、これまで以上にジャンルにとらわれない遊び心満載の作品が並んだ。また、会員所蔵の「お酒ラベル―東日本編―」、「昭和の都営記念乗車券・定期券」なども展示されている。

 29日からは半分の作品を入れ替え、自由な海外旅行の再開を願って世界のエアラインの箸袋などが展示される。会期は6月11日まで。

 同会は実業家・尾上隆治(1914-2005年)の箸袋1万種蒐集を記念して、1964年8月4日(箸の日)に尾上氏が初代会長に就いて発足された。東京、名古屋、京都に支部を持ち、現在の会員は約100人。会報をはじめ、会則や会歌もあり組織化されている。

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