マーベル映画『ドクター・ストレンジ』などで知られる女優のザラ・フィシアンが、夫と共に13歳の少女に対する性的虐待で有罪判決を受けた。英ノッティンガムの刑事法院で2005年から08年の間に起きた未成年者に対する性的行為14件で有罪となった。
また夫で格闘技インストラクターのヴィクター・マークも同14件ほか、02年から08年にかけて別の未成年の少女に対し最低8回強制わいせつ行為を行ったとして有罪となった。夫妻は12日間に渡る裁判の中で無罪を主張したものの、陪審団は有罪の結論を出した。
2017年に逮捕された際、夫妻はその少女と性的行為を持ったことを否定していたが、夫妻の家に定期的に宿泊していたその少女は、マーシャルアーツの専門家であるザラにラム酒を与えられ、「告白ゲーム」をしようと言われた後、ヴィクターを交え性的行為をしたと証言した。その関係は、少女が18歳になるまで続き、同夫妻によるポルノグラフィック的なシーンの撮影なども頼まれたという。16日に量刑が言い渡される予定だ。