宇宙人ソフビ人形を生んだ「エモリハルヒコ」の世界、「人類の祖先は宇宙人」が持論、人気芸人が紹介

なべやかん なべやかん
エモリハルヒコが開発し、自ら手にする(左から)「ヒュー」、「ウンヌラス」、「イー・ムー」という名の宇宙人ソフビ人形
エモリハルヒコが開発し、自ら手にする(左から)「ヒュー」、「ウンヌラス」、「イー・ムー」という名の宇宙人ソフビ人形

 宇宙人のイラストを描き続けるイラストレーターがいる。お笑い芸人、プロレスラー、特撮キャラクターの収集家などマルチに活動するコラムニストのなべやかんが、そのキャラクターのソフトビニール人形を世に出す知人のクリエイターを紹介する。

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 宇宙人に脳内を洗脳されたエモリハルヒコというイラストレーターがいる。エモリ氏の頭の中が宇宙人でいっぱいになり、宇宙人のイラストを描きだしたのは今から10年前だった。

 「そもそも人類は宇宙人だと思っています。人間の先祖は宇宙人であり、それを表したかったのです」

 真顔で宇宙人への持論を語るエモリ氏。デザインを始めたきっかけはそんな思いが爆発したからだ。それからの10年間、宇宙人デザインを描き続ける日々。

 「さまざまなデザインがあるのは宇宙には多くの星があり、星の数だけ宇宙人がいるからです」

 現在では1000種類以上の宇宙人デザインをしていると豪語している。

 宇宙人デザインを始めた10年前、横浜・石川町の古着屋『チングルベル』とコラボし、宇宙人Tシャツと宇宙人バッグを販売した。その後、ポストカード、シール、缶バッチ、宇宙人の石を細々と発売。宇宙人の石は河原で拾って来た、それっぽい石を缶バッチとセット販売していた。石を売っての生活は、かつてのワハハ本舗の劇団員を思い出す。ワハハの皆さんも公演の時に石を売っていたからな。

 これまでエモリ氏の宇宙人たちは、本物の宇宙人目撃者のように知る人ぞ知る希少な存在になってしまっている。2022年、宇宙人デザインを始め10年という節目に、イラストレーター生命をかけ大勝負に出る事にした。まずLINEスタンプを2月に発売。てるてる坊主のような「ヒュー」という宇宙人スタンプは癒しを感じさせてくれる。

 そして、ソフビ人形を作り、販売する事になった。6、7年前、メディコム・トイの代表・赤司さんとエモリ氏を交え食事をした時に「たくさんの宇宙人が立体化されたら面白いですよ」と言っていたのがずっと心に引っかかっていて、やっとエモリ氏がやる気を起こし、去年の3月から粘土原型を作り始め、シカルナ工房でソフビの型を作ってもらい、今年の4月にソフビサンプルが完成した。一体ずつ発売しても面白くないので、いきなり3体からのスタートだ。

 「ピペパポン!宇宙人はワレワレじゃ!!」シリーズとして今後も多くの宇宙人ソフビを発売予定。大きさは約14センチ。「ヒュー」、「ウンヌラス」、「イー・ムー」、販売価格は消費税込みで5千円を予定している。今後の詳しい情報はモエリハルヒコ氏のInstagramかTwitterに投稿されるのでこちらも注目!集めたくなるソフビシリーズなのでコレクター魂が早くもくすぐられている。発売が待ち遠しい。

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