キスが歯を丈夫にするという。唾液の分泌を活性化させ、虫歯に繋がる口の中のバクテリアや酸を洗い流し、歯の健康に抜群の効果があるそうだ。
イギリスの矯正歯科医カリド・カセム氏は、歯磨きとフロスに加えて、1日4分間くちびるを塞ぐ行為を推奨、こう話している。
「キスの主な効果は口の中により多くの唾液を作り出すということです。唾液は歯に付いた酸を中性化させ、虫歯のリスクを減らす効果があります。更に歯のバクテリアを落とし、頑固な歯垢も減らします」
「ですから良い息と健康的な歯を望むのでしたらキスを続けて下さい」
しかし相手との間でバクテリアを交換する可能性もあるそうで、カセム氏はこう続けた。
「キスの唯一の悪影響は、病気だったり、ヘルペス、口腔の衛生状態が良くない場合です。そうでなければキスをして下さい。歯磨きとフロスは忘れずに」