吉野家、役員の「生娘シャブ漬け」発言問題でCM発表会を中止 藤田ニコルに〝とばっちり〟

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
吉野家
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 牛丼チェーンの吉野家が18日、同社の常務取締役企画本部長が16日に開催された外部での社会人向け講座に講師として登壇した際に不適切な発言をしたことを受け、19日に都内で予定していた新CM発表会見を急きょ中止することを発表した。

 吉野家は報道各社に向け「吉野家『親子丼』発売/新CM発表会」に関しまして、当社役員の不適切発言に関する一連の状況を鑑み、急遽中止とさせていただく運びとなりました」と明らかにした。会見にはタレント・藤田ニコルらが出席予定だった。

 吉野家はこの日、公式サイトで「常務取締役企画本部長が、4月16日に開催された外部における社会人向け講座にて講師として登壇した際に、不適切な発言をしたことで、講座受講者と主催者の皆様、吉野家をご愛用いただいているお客様に対して多大なるご迷惑とご不快な思いをさせたことに対し、深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした」と謝罪していた。

 問題の発言は東京・早大で16日、社会人向けに開催されたデジタル時代のマーケティングに関する講座内でなされたもので、当該役員は若い女性をターゲットにしたマーケティング戦略を「生娘をシャブ漬け戦略」と説明。「田舎から出てきた右も左も分からない若い女の子を無垢・生娘な内に牛丼中毒にする。男に高い飯を奢って貰えるようになれば、絶対に食べない」と語った。受講者とみられる女性が自身のSNSで発言の全容を公表し、物議を醸していた。

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