NHK受信料を支払わない国民を守る党(N党)の立花孝志代表は15日、自身の公式ツイッターを更新。次期参院選に「山本太郎」氏を擁立することを明らかにした。
立花氏はツイッターで「本日NHK党は次期参議院選挙比例代表選挙に【山本太郎(47歳)】を公認候補者として、立候補させる事を決定致しました。近日中に記者会見を行います!」と公表。「なお、本日衆議院議員を辞職された、れいわ新選組代表の山本太郎さんとは別人です」と、この日会見で議員辞職と参院選鞍替え出馬を表明したれいわ新選組・山本太郎代表とは別人であるとした。
立花氏はよろず~ニュースの取材に対し、擁立する「山本太郎」氏は、本名であることを明言。沖縄県出身で、政治経験はないが、2016年に現・れいわ新選組代表の山本氏らから支援を受けて参院選に立候補して落選した活動家・三宅洋平氏とは旧知の仲だという。
立花氏は、この日会見したれいわ新選組の山本氏について「なぜ全国比例に出ないのか、さっぱり分からない」と疑問を口に。「選挙区も明言していませんし、この間も衆院選も最初は選挙区で出ると言っていたけど、最終的には比例で出馬した。今回も比例に変更する可能性があるかもしれない」と分析し、「その時に『案分が…』などと言われるのもあれなので、先に表明しておこうと思いまして」と発表の意図を明かした。
れいわ新選組の山本太郎代表はこの日、都内で会見を実施。私、山本太郎は衆議院議員を辞職いたします」と明言。その理由を「参議院選挙に出馬いたします」とした。国会議員を務める国政政党の代表による〝鞍替え出馬〟は、2019年7月の参院選に比例で当選し、同10月に埼玉県知事選挙に出馬した立花氏以来となる。