カカオ味のみそラーメン!?「意外と合うんです」店主は元吉本新喜劇のアイドル女優

杉田 康人 杉田 康人
店主の大端絵里香さん
店主の大端絵里香さん

 吉本新喜劇でアイドル的人気を誇っていた大端絵里香さん(33)が経営する 大阪市都島区のラーメン店「オコメノカミサマ」が、あっさりしたみそスープとカカオ麺が特徴のラーメン「ちょこクマからの贈り物ラーメン」(税込1000円)の提供を20日から始める。

 ほんのり甘いカカオを練り込んだ麺と、クリーミーなとんこつみそが「驚きの味」「食べてみたい」と評判を呼んだ。もともとはバレンタインデー向けのメニューだったが、定番メニュー化を望む声を受け大端さんが4年の歳月をかけ完成させた。

 麺にカカオを練り込む割合やスープとのバランス調整に苦労し、100回以上の試作を重ねた本気の一杯。「意外と合うんです!なかなか味わえないと思いますし、カカオとみそのギャップを楽しんでほしい」と自信を見せる。

 クマのモナカがラーメンに載り、見てもおいしい仕上がりに。パプリカ、ブロッコリーなどの野菜をオイルで炊き込んだチョコレートアヒージョが付き、ラーメンに入れることで〝チョコ感〟も広がるという。

 大端さんは芸能界引退後「ラーメンが好きだったので、ラーメン店で修業するうちにラーメンをつくるのが楽しくなった」と、ラーメン店主に転身した。入院中に食べたおかゆをヒントに、大端さんの地元・寝屋川産の米を麺やスープに使ったラーメンを考案。トロッとしたスープながら、胃にもたれずヘルシーなラーメンが売りの「オコメノカミサマ」を2018年、都島本通交差点そばにオープンさせた。

 吉本新喜劇の座員や、当時からのファンがいまだに訪れるという。店のスタッフは全員女性で、女性でも気軽に入りやすいラーメン店を目指している。「男の人が作っていてスタッフも男性だと、女性1人で入るには勇気がいる。女性同士のお客さんも多いので、気軽にカカオとみその味わいを挑戦してほしいです」と、女性目線で作ったメニューをアピールした。

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