「吉本のファッションモンスター」の異名を持つ長谷兄(はせにい)ことお笑いコンビ・ティーアップの長谷川宏が監修した初のファッションショー「HASE2 Collection2022 S/S~ファッション×お笑い×LIVE コラボし過ぎる~」が10日、大阪市のクールジャパンパーク大阪WWホールで行われた。
長谷川は私服ファッションがおしゃれなことで有名で、ABCテレビ「なるみ・岡村の過ぎるTV」(月曜、後11・17=関西ローカル)で2014年から続く人気企画「長谷コレ」で世間に広く浸透した。
2021年には自身がプロデュースするアパレルブランド「HASE2」(はせにい)を立ち上げ。この日のショーではTシャツやバッグなど、人気セレクトショップとコラボした春夏アイテムが紹介された。
ブランド立ち上げのきっかけとなった「長谷コレ」は、なんばグランド花月(NGK)の楽屋入りする長谷川の姿を隠しカメラで撮影しプロが審査、解説する人気企画。驚きのコーデに気づいた漫才コンビ・テンダラーの浜本広晃が番組スタッフに「オシャレです。NGKに隠しカメラ仕込んどいてください」と提案したことがきっかけだ。
過ぎるTVの「長谷コレ」を、DJハマーとして盛り上げる浜本が登場。「8年間盗撮させてもらってます」と切り出した。長谷川は「あのコーナーはほんまの盗撮。顔でバレんと服でバレるし、服の写真撮られる。顔じゃない。ブランドの店に行っても、店員がず~っと離れてニヤニヤしている」とぼやくも、初のショー開催に感無量の表情だった。
吉本新喜劇の池乃めだか、島田一の介らがゲストモデルとしてランウェイを歩いた。お気に入りブランドの私服姿を披露しためだかは「全身Sサイズ。サイズ探しが難しい」と話し、笑わせていた。