おかずが1種で人気「ウインナー弁当」発案者による新商品「具なしまん」発売 ついに具が0に

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部

 コンビニエンスストア「ローソンストア100」が、23日から中華まんの皮だけを使った食卓パン「具なしまん」(2個入り、100円)を発売することが18日、分かった。昨年6月の発売以降、おかずが1種類のみという「シンプルさ」が反響を呼んだ「ウインナー弁当」の発案者で、次世代事業本部統括マネジャー・林弘昭氏による新作は、ついに具がなくなった。

 もちもちした食感が特徴の「具なしまん」は、そのまま食べるのもよし。豚の角煮、チキン、ハンバーグなど好みの具を挟んでも楽しめる。ユニークな商品案を出し続ける林氏は自身の”美学”について、「商品開発をしていると、どうしてもあれもこれも盛り込んで『足し算』の提案をしたくなりますが、私はあえて『引き算』の提案をしています。究極のシンプルな商品を提供して、仕上げはお客さまご自身で。組み合わせを自由に楽しんでいただく。実はこれこそが、飽きずにいろいろな楽しみをご提供できる方法なのではと考えています」と明かした。

 同氏が発案した「だけ弁当シリーズ」は現在、「ウインナー弁当」「ミートボール弁当」「のり磯辺揚げ弁当」の三種類。価格はいずれも200円(税込み216円)。シリーズ累計販売数は100万個を突破している。「お弁当には色とりどりのおかずが入っているべき」という常識を覆し、「好きなものだけを堪能したい」というニーズに応える弁当として企画された。そのコストパフォーマンスと「シンプルさ」が20代~30代の需要をつかみ人気となった。

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