優雅でスマートに買い物を済ませることがポリシーの客と、そんな思いを打ち砕くかのごとくテンポを合わせてくれない新入り店員…
コンビニ内での心理戦を描いた漫画が今、SNS上で大きな注目を集めている。
たしかに、こうしたせめぎあいは突然に訪れるもの。コンビニでの“あるある”を絶妙に描いたこの漫画に対し、SNSユーザー達からは
「コンビニでこんなバトル漫画みたいな駆け引きしてるnekaさんが可愛すぎて困る(..◜ᴗ◝..)」
「すごいわかりみ・・・かぶったときの気まずさ
コンビニもスーパーもだけど、聞くこと多くなって大変ですよね」
「商品を渡してからワンテンポ置いて袋お願いしてるけどタイミング大丈夫なのか不安になってしまった」
といった客視点の声、
「レジ店員からすると、こっちが聞くまで黙ってて欲しい、それかポイントカードを持っておくとか、エコバッグ持ってくれてると聞かなくて済むからありがたいんだけど、なぜたまにエコバッグの中に袋を詰めたがる奴らがいるんだ」
「某コンビニ店員です。お客様とレジ袋等の声が重なってしまったら、めちゃくちゃ気まずいです。カオナシになるレベルです。」
といった店員視点の声など、さまざまなコメントが多数上がっている。
この漫画の作者、neka(@neka__s)さんにお話を聞いた。
橋本きのこ(以下橋本):今品の執筆に至った経緯を教えてください。
neka:少しでもこの地味に辛い想いを共有できればと考え執筆しました。
橋本:なるほど。確かに店員さんと言葉が被ってしまうと気まずい雰囲気になりますよね。この作品を描く上で特にこだわったポイントは?
neka:いかに激しい心理戦にうつるか描くことにこだわりました。
橋本:コンビニでの心理戦は有りそうで無かったジャンルですね。だからこそ、ここまでの反響に繋がったのかもしれないですね。最後にSNSでの反響についてご感想を教えてください。
neka:今回はお客さん(neka)視点で描いたのですが、店員さん側の方からもコメントを多数頂く中で、同じ様に気まずいとの声を頂いたので安心しました。
橋本:お互い気まずい思いをしているということですね。
最後までインタビューにお答え頂きまして有難うございました。
◇ ◇
普通ならやりすごしてしまいそうな日常のワンシーンをスリル溢れる心理戦という形で描ききったnekaさんの感性には驚かされる。これからもnekaさんの創作活動から目が離せない。