クラシック音楽をかけることで、ワインがよりおいしくなるという。モーツァルトやベートーヴェンの交響曲を聴きながら、赤及び白ワインのグラスを傾けることで味覚が鋭敏になるそうだ。更に音楽がよりスリルを増す曲調になることで、ワインの味も上昇するということが米国で行われた研究で明らかになった。
ワイン専門家で今回の研究を指導したスーザン・リン氏によると、音楽を聴きながらシャンペンを飲むと、その味をよりフルーティーにし、泡立ちもより良く感じるという。
そして、クラシック音楽を好まない人々でも、静寂よりは音楽を伴っての飲酒を好む結果となったそうで、リン氏はこう話す。「人々は、その音楽が素晴らしいと思うと、ワインも素晴らしいと感じるのです。音楽の素晴らしさが増すごとに、ワインもその泡立ちをより感じられるようになります」