人気女性プロゲーマー「たぬかな」が１６日、自身の公式ツイッターを更新。１５日に配信で行った発言について、改めて謝罪した。
たぬかな選手はツイッターで「日頃より応援してくださるファンの皆様、Ｒｅｄ Ｂｕｌｌ様をはじめとするスポンサーの皆様、この度は私の身勝手な発言により、不快な思いと多大なるご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございませんでした」と謝罪。「私の配信中における発言は、決して許されないものであり、自分の認識の甘さが招いたことであると重く受け止めております。この件により皆様を失望させてしまったことについては、弁解の余地もございません」と反省の弁を述べ、「プロｅスポーツ選手として、また社会人としてあるまじき発言をしたことについて深く反省し、皆様を裏切ってしまったことについて、深くお詫び申し上げます」と再度謝罪した。
たぬかな選手は１５日、ライブ配信中に、自宅でＵｂｅｒ Ｅａｔｓを利用した際に男性配達員から連絡先を聞かれ恐怖心を抱いたというエピソードを紹介。その中で、男性の身長について「１７０ないと、正直、人権ないんで。１７０センチない方は『俺って人権ないんだ』って思いながら、生きていって下さい」「１７０あったら、人権がちゃんと生まれてくるんで」「ほんまちっちゃい男に人権あるわけないだろお前、調子のんな」などと、人権を否定する発言を繰り返した。
この発言に批判が殺到したことを受けで、同日深夜にツイッターで「配信の内容をヘイトスピーチだと指摘されました」と発言。「いつもの配信の身内ノリで言葉が悪くなっちゃいました、ごめんなさい～…」とつづったが、謝罪の仕方についてさらに激しく批判が集まった。当該ツイートは１６日に削除し、その直後に改めて謝罪を行った。
この流れを受け、所属するｅスポーツチーム・ＣＹＣＬＯＰＳ ａｔｈｌｅｔｅ ｇａｍｉｎｇがこの日、公式サイトで「所属選手による配信中の不適切な発言につきまして」とした謝罪文を掲載。「該当選手の今後の処分に関しまして厳重に対処いたします」としていた。
