「ストリートファイター」35周年記念展示会開催 実際に「波動拳」が放てる体験コーナーも

松田 和城 松田 和城
当時の対戦型ゲーム筐体も展示©CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
当時の対戦型ゲーム筐体も展示©CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

 

世界的人気を誇る対戦型格闘ゲーム「ストリートファイター」の35周年を記念した展示会「俺より強いやつらの世界展」が、東京アニメセンターin DNP PLAZA SHIBUYAで10日から開催される。シリーズの中でも人気を誇る「ストリートファイター2(スト2)」を中心に、当時の筐体や貴重な設定資料などが展示される。

 会場に到着すると、人気キャラクター・春麗とベガの等身大立像が目に入る。同展では当時のデザイナーたちが試行錯誤した膨大なラフ、印象的なポーズで描かれた原画、ステージの背景設定など当時の製作現場で保管されていた資料を公開。リュウ・ケンなど個性豊かなキャラクターや技の魅力がよみがえる。

 会場では、最新技術を用いたさまざまな「体験コーナー」も用意されている。自身のポーズとスクリーンが連動し、ゲーム内の代表的な必殺技である「波動拳」を放ち、車を壊すことができる体験「撃て!お前の波動拳」や、自分の顔を撮影し、スト2のキャラクターと合わせた負け顔を作れるコンテンツも登場。これまでシリーズに触れたことがない人も楽しむことができる。

 「ストリートファイター」シリーズは、1987年に第1作が発表され、91年に発売された「ストリートファイター2」で社会現象を巻き起こし、対戦型ゲームというジャンルを確立した。最新作「ストリートファイター5」まで世界中で愛されている。同展は3月27日まで開催予定。

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