『ｇｌｅｅ／グリー』のメルセデス・ジョーンズ役で知られるアンバー・ライリー（３５）が、自分のことを「メルセデス」と呼ぶのをやめて、本名を使ってほしいとファンに懇願している。２００９年に人気ミュージカルコメディドラマ『ｇｌｅｅ／グリー』でメルセデス役を演じ一躍有名になったアンバーは、今でもこの番組が「大好き」であるものの、そのキャラクターとしてではなく、自分自身として呼ばれたいのだという。
アンバーは『エンターテイメント・トゥナイト』のインタビューで、こう話している。「私はずっと （メルセデスを） 愛してきたし、『ｇｌｅｅ／グリー』が人々にとってどういう意味を持つのかということも大切に思っているの。それが問題になったことは一度もないわ。私はただの人間で…というか、キャラクターではなく一人の人間として扱ってもらいたいな。私の本名を使って！お願いはそれだけよ」
テレビでの成功を受けて、ミュージカル『ヘアー』や『ドリームガールズ』などの舞台で主要な役を演じるようになったアンバーは、『ｇｌｅｅ／グリー』という分身と自分を「分ける」ことは望んでいないものの、俳優として他のプロジェクトを開拓できるようにしたいそうだ。「私は俳優として、色んなことができるようになりたいだけなの。それは必ずしもこれまでやってきたことから自分を切り離すということではないわ。ただ私を見る時、ツイートしてくれる時、本名を使って。私は自分の名前で呼ばれたいだけよ」
しかし『ｇｌｅｅ／グリー』関連のプロジェクトに再び参加することに前向きなようで、かつての共演者たちと仕事をするのが「懐かしい」として「『ｇｌｅｅ／グリー』のキャストの何人かともう一度、何かをしたいと思ってるの。（アメリカの人気コメディ動画サイトの）『ファニー・オア・ダイ』のような面白いものを。よくそのことを話すけど、ケビン（マクヘイル）、クリス（コルファー）、ジェナ（アシュコウィッツ）らと撮影現場にいた時が懐かしいわ。私の家族だったから。それにハリー（シャム・ジュニア）！何かやるかもよ。もしかしたら、彼らがあのメルセデスとまた一緒になって何か楽しいことをするかもしれないわよ」と明かした。
