俳優・荒牧慶彦(32)が代表取締役を務める個人事務所「Pasture」が新人男性俳優オーディションを開催することが5日、分かった。合格者は、12月に行われる荒牧の俳優デビュー10周年記念公演「殺陣まつり ~和風三国志~」(東京・明治座)でお披露目される。
舞台「刀剣乱舞」シリーズの山姥切国広役やMBS系ドラマ「たびくらげ探偵日記」などで活躍する荒牧は2022年12月に俳優デビュー10周年を迎える。21年からは個人事務所「Pasture」に所属し、代表取締役と俳優の二刀流で活動していた。節目の記念公演「殺陣まつり―」は荒牧自らがプロデュースし、殺陣をメインとした公演になるという。
オーディションは3月から開始予定。最終審査員は、荒牧が出演した2・5次元舞台作品を数多く手がける「ネルケプランニング」の会長・松田誠氏や、明治座専務取締役・三田光政氏、日本テレビ系ドラマ「あいつが上手で下手が僕で」の総合演出・橋本和明氏などが務める。
荒牧のコメント全文は次の通り。
荒牧慶彦です。俳優10周年を迎えるにあたり、新しいことに挑戦しようと思います。それが自主プロデュース公演と所属俳優オーディションです。
僕の事務所・Pastureは「牧場」の意味です。芸能事務所と銘打ってはいますが、僕自身は事務所というよりも“ギルド”のようなイメージをもっています。各々が独立していて、それぞれの能力を持ち寄って様々なミッションをクリアしていきたい。
今後、所属する俳優やクリエイターが増えていってもその気持ちは変わりません。まさに放牧された才能のある人たちが休息したいとき、相談したいとき、飛躍したいときに立ち寄る場所がPastureであったらいいなと思っています。Pastureに“new”という単語を加えて慣用句にすると「新しい活動の場」という意味にもなります。新しく加わっていく人たちによって変化し、「新しい活動の場」が広がっていくこと、それこそがPastureの企業理念です。
どんな役者が新しく、僕らの仲間になってくれるのか楽しみです。それは僕たちを応援してくださるファンの皆さんとも創り上げていけるものだと思っています。
今後ともPastureをどうぞよろしくお願いいたします。
株式会社Pasture代表取締役 荒牧慶彦