俳優アンドリュー・ガーフィールド(38)は、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に自身が出演していないと嘘をついたことは正しいことだったと考えているそうだ。同シリーズ最新作で、スパイダーマンことピーター・パーカー役を、同じく以前同役を演じていたトビー・マグワイアと共に続投したアンドリューが、自身の出演を隠すという製作側の決断を正当化したかたちだ。
ポッドキャスト番組『ハッピー・サッド・コンフューズド』に出演したアンドリューは、こう説明する。「それについて大して話したわけではないんだ。(プロデューサーの)エイミー(パスカル)に『これ見た?』ってショートメールを送ってね」「すると彼女は『え?何てこと!』ってなって、僕が『秘密がバレたんだよね?』ってなった。でも最終的に僕達は嘘をつき続けることにしたんだ。正しいことだったと思うよ」
『tick, tick...BOOM! チック、チック…ブーン!』でも話題のアンドリューは、同作への出演に関して質問される度に、繰り返しそれを否定していたが、「自らを守る」ためにそうするしかなかったとして、「たとえ大部分の人が『そうなることをほぼ確信している』ってなっても、心理的に何かが起こるとほぼ確信していて、自分もそれを望んでいたとしても、それが起こるかどうか分かる瞬間になると、突然妙に自分を守ろうとしてそれが実現しないという考えと共に生き始めるんだよ」
「そして、もっとそれが起こって欲しいと思うことで、楽しいケミストリーが自分の中で作られるんだ」「人々がそれが起こるとほぼ確信していても、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を観に行く時は少し疑いがあるだろうし、そこで『そうなった!』って言うことができるしね」と続けた。