シバター、無期限活動休止を発表 「許してくれた」から一夜で一転「自分で自分を罰する」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
シバター
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 ユーチューバーで総合格闘家のシバターが13日、公式YouTubeチャンネルを更新。ユーチューバーとしての活動を無期限休止することを発表した。

 シバターは昨年大みそか、総合格闘技イベント「RIZIN.33」で元K―1王者・久保優太に勝利。だがこの試合に関し、シバターから久保に向けて、「だから1ラウンド目は本気でやらずに軽く流して、2ラウンド目からお互い本気でやりましょう」などと〝ヤラセ〟を提案していたことが発覚し、物議を醸した。RIZINの榊原CEOは11日、シバターと久保に処分を科さないことを発表。シバターは12日にインスタグラムで「校長先生が許してくれた」と喜びを表したが、一夜で方針を転換した。

 シバターは動画で「結局ユーチューバーって、結構無敵な存在なので、犯罪さえしなければ、まあ犯罪してっていうところももあるんですけど、犯罪されしなければ、どれだけモラルに反することをしても、活動を続けられてしまうんですよね」と自己分析。「私も明日、明後日、明明後日と、動画をアップすれば見てもらえるんですよ。生活できるほどのお金を広告収入で得られるんです」とした。

 その上で「自分の中でどっかで線引きというか、『犯罪じゃなければ何をしてもいいだろう』っていう考えのもと、人々に悪影響のあることを配信し続けるというのは、どっかで絶対ラインを踏み越えて、すごい本当に良くないことをやりかねない」と発言。「世間が、YouTubeのシステムが、ユーチューバーのセーブをしてくれないものですから、自分でどっかで線引きをするしかないと思っておりまして、このたびしばらく活動自粛をしようと思いまして、無期限活動休止致します」と宣言した。

 一連の騒動に関しては「自分の中でもある程度の正義というか、エンタメ感、エンタメとはこうあるべきだという気持ちがありまして、僕は胸を張って自分の仕事は全うしたと、自分の中では言える」と自己弁護も。それでも「とはいえ今回騒動が大きくなりすぎてしまったんで、誰もシバターに罰を科さないのなら、シバターは自分で自分を罰するしかないと思いまして、しばらく広告収入を頂ける動画活動を休止しようと思います」と、決断に至った経緯を明かした。

 今後については「格闘技も含めて今後の動画の方針とかも休止期間に考えまして、考えがまとまったら、そして反省、十分な罰が自分に与えられたと感じましたら、その時また復活したいと思います」と報告。「この度は応援してくれた皆さん、本当にありがとうございます。そして僕の試合で嫌な気持ちになった方々、申し訳ございませんでした」と謝罪し、締めくくった。

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