松田聖子と神田正輝、沙也加さんの遺骨抱き会見「しばらくそっとしておいて」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
斎場で神田正輝(右)と共に報道陣の前に現れ位牌を手にあいさつする松田聖子(撮影・開出牧)
斎場で神田正輝(右)と共に報道陣の前に現れ位牌を手にあいさつする松田聖子(撮影・開出牧)

 18日に北海道札幌市内のホテルで転落死した歌手・女優の神田沙也加さんの密葬が21日、同市内の斎場で行われ、父で俳優の神田正輝と母で歌手の松田聖子らが参列。遺体を荼毘に付した後、2人で会見を行った。

 神田が遺骨を、聖子が位牌を持つ形で、2人で報道陣の前に登場。神田が「身内の近親者のみで、お別れ、そして納骨というか、お骨にすることができました。皆さん、ご協力ありがとうございました」とあいさつし、「ただ、いま2人とも話すようなことではないので、しばらくの間そっとしておいていただけたらありがたいと思います」とつらい胸の内を語った。

 聖子は声を震わせながら「本当に皆さんお寒い中、申し訳ございませんでした。ありがとうございます」とコメント。2人で深々と頭を下げると、関係者に促されて会場を後にした。報道陣からは「今のお気持ちは」などの質問が飛んだが、回答することはなかった。

 沙也加さんは18日午後1時ごろ、滞在していた札幌市内の22階建てホテルの14階屋上部分で倒れているところを発見され、同日午後9時40分ごろ死亡が確認された。死因は外傷性ショックと発表された。沙也加さんは1985年に結婚した正輝と聖子の一人娘で、神田と聖子は97年に離婚した。

◆「日本いのちの電話」相談窓口 

 厚生労働省は悩みを抱えている人に対して相談窓口の利用を呼びかけている。

・ナビダイヤル 0570・783・556(午前10・00~午後10・00)

・フリーダイヤル 0120・783・556(毎日:午後4・00~9・00、毎月10日:午前8・00~翌日午前8・00)

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