一般社団法人アニメツーリズム協会が選定する『訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2022版)」発表会が、15日、都内で行われた。
聖地の対象となる88作品中、新たに選ばれたのは15作品。「竜とそばかすの姫」(高知県越知町)、「スーパーカブ」(山梨県北杜市)、「白い砂のアクアトープ」(沖縄県南城市)など話題作が選ばれた。
17年から毎年発表されたが、昨年はコロナ禍で断念。2年ぶりの開催となった。投票はWEB形式で、6月下旬から11月末まで行われ、全世界から約4万票集まった。
「竜とそばかすの姫」の高知県高岡郡の越知町の小田保行町は、作中に登場する仁淀川について「今まさに四万十川に追いつけ追い越せということで非常に多くの方に来られています。公開以来、大変注目されている。今回の認定を機に、これから豊かな自然、そしてアニメの舞台になった光景を見ていただきたいと思います」と話した。
新たに選ばれた他12作品は以下の通り。「おちこぼれフルーツタルト」(東京都小金井市)、「空の青さを知る人よ」(埼玉県秩父市)、「さよなら私のクラマー」(埼玉県蕨市)、「『アマガミSS』シリーズ」(千葉県銚子市)、「戦翼のシグルドリーヴァ」(千葉県館山市)、「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」(東京都港区、江東区)、「ラブライブ!スーパースター!!」(東京都渋谷区、神津島村)「『やくならマグカップも』シリーズ」(岐阜県多治見市)「ひぐらしのなく頃に」(岐阜県白川村)「宇崎ちゃんは遊びたい!」(鳥取県倉吉市、三朝町)、「放課後ていぼう日誌」(熊本県芦北町)「恋する小惑星」(沖縄県・石垣市)。アニメ施設・イベント部門では豊島区立トキワ荘マンガミュージアムが新たに選ばれた。
同協会はKADOKAWAやJTBなどを中心に設立され、人気アニメのゆかりの地を観光資源として活用し、国内外の観光客の誘致促進を目指している。
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