美魔女女優が「最低」賞について語る「自分たちがひどい目に遭わされただけ」

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ハル・ベリー
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 ハル・ベリー(55)が、ゴールデンラズベリー賞で「拍手喝采」を巻き起こしたことについて明かしている。ハルは、アカデミー賞授賞式の前夜に「最低」の映画を選んで表彰するという恒例の同授賞式で、2004年作「キャットウーマン」の主演で最低女優賞を受賞している。

 ハルは最近、バラエティ誌でその時の出来事を振り返り、こう語っている。「ラジー賞(ゴールデンラズベリー賞の通称)に行ったのは、私たちはみんな自分のことをとても真剣に捉えているって感じているから」「もしオスカーをもらったら、何となく自分たちが他の人たちよりも優れているように感じてしまう。でも、実際にはそうではない。その年は仲間から選ばれただけであり、優れた仕事をしたと認められただけ。もし、ラジー賞を突きつけられたとしたら、あなたは史上最悪の俳優だということ?おそらく、そうではないでしょう」「その年は、それが出来る人達によって、自分たちがひどい目に遭わされただけということ」

 また、01年の「チョコレート」の演技でアカデミー主演女優賞を受賞しているハルは、ゴールデンラズベリー賞の授賞式へオスカー像を持参し、アカデミー賞でのスピーチを完璧にコピーしたセルフパロディの受賞スピーチをしている。「もし敬意を表するようなアカデミー賞を受賞しに登場することができるなら、『努力は分かるけど、もっと頑張って』というラジー賞を受け取ることもできるでしょう」「私はいつも、よき敗者になれないものは、よき勝者にもなれないと学んできたわ。だから、あの授賞式に行って、パロディをしたの。大いに楽しんで、喝采を受けたわ。そういうことなのよ」

 そんなハルは、ネットフリックス映画「ブルーズド ~打ちのめされても~」で監督デビュー、「過去に戻って『キャットウーマン』を再構築して、やり直しができたらいいわね」とも話していた。

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